肌トラブルには様々なものがありますが、年代を問わず悩みの種となっているのが「毛穴」の悩みです。

その中でも今回は、毛穴の黒ずみについて、原因と対策をご紹介します。

 

毛穴とは?

毛穴は、顔はもちろん全身にあり、人の肌にはなんと約500万個もの毛穴が存在しています。

500万個と言うと、1cm×1cmの肌に20個の毛穴があることになります。

そして、毛穴の数に個人差はないと言われています。

ですが、毛穴が目立つ人と目立たない人がいますよね。その差は「毛穴の開き・毛穴の黒ずみ」です。

この毛穴のトラブルを改善する事で、誰でも毛穴が目立たないつるつる肌になる事が出来るのです。

 

絶対知っておくべき毛穴対策の基本!毛穴の開きを防ぐには。

毛穴の黒ずみとは?

毛穴からは、皮脂や古い角質や老廃物が排出されますが、皮脂が過剰に分泌されたり、古い角質や老廃物が上手く排出されず毛穴に詰まってしまう事があります。これを角栓と言います。

この角栓が、酸化すると黒ずみとなり、毛穴が目立つようになります。

 

毛穴の黒ずみの原因

では、何故毛穴に黒ずみが出来てしまうのでしょうか?

ここでは代表的な原因をいくつかご紹介します。

 

毛穴の汚れ詰まり(角栓)

皮脂が過剰に分泌されたり、メイクを落とさない・毎日洗顔をしない等によって、肌に過剰な皮脂やメイクなどの汚れが残ってしまうと、毛穴に汚れが詰まってしまいます。

こうして出来た角栓は酸化により黒ずみ、目立つようになります。

黒ずみが気になる部分を指で触ってみてザラザラした感触がある場合は、酸化した角栓が原因です。

 

肌に汚れが残る事によって出来る黒ずみなので、洗顔などのスキンケアをしっかりとすれば黒ずみは無くなります。ただし、過剰な洗顔は、必要な皮脂まで奪い、更に肌の状態を悪化させますので注意が必要です。

 

メラニン

肌にあるメラノサイトと言う細胞は、紫外線や摩擦等の外部からの刺激から肌を守るため、メラニンを生成します。

このメラニンが茶褐色~黒褐色の為、毛穴付近にメラニンが生成されると毛穴が黒ずんで見えます。

メラニンによる黒ずみの場合は、黒ずんでいる箇所を指で触ってもザラザラしていないのが特徴です。

 

産毛

毛穴は読んで字の如く「毛が生えてくる穴」です。

ですので当然毛が生えてきます。

ひげや腋毛などの太い毛から細い産毛まで、生えてくる毛は様々ですが、顔の毛穴の黒ずみが気になる場合は、産毛が原因かもしれません。

産毛は、太さ0.05mm長さ数mmと大変細く短いですが、一つの毛穴から複数の産毛が生えて来ることがあります。複数の産毛が束になると、毛穴が黒ずんで見えるようになります。

 

埋没毛

毛が毛穴の奥で発毛し、肌表面に出てこず埋もれてしまう事を埋没毛と言います。

埋もれ毛・埋まり毛とも言います。

埋もれ毛は肌表面にごく近い場所で出来るため、肌表面から埋もれ毛が透けて見え、毛穴が黒ずんで見えます。

埋没毛は、毛の自己処理や間違った処理によって出来るため、毛の処理には注意が必要です。



毛穴の黒ずみの予防方法

毛穴の黒ずみが出来るのを防ぐにはどうしたら良いでしょうか?

ここでは、毛穴の黒ずみの予防方法をご紹介します。

 

正しい洗顔・クレンジングをする

メイクを落とさずそのまま寝たりすると、毛穴にメイクが詰まり、黒ずみの原因となります。また、毛穴の黒ずみ以外にも様々な肌トラブルを引き起こしますので、メイクは必ずその日のうちに落としましょう。

 

また、洗顔料とクレンジング料は、それぞれ役割が異なり、クレンジング料はメイクなどの油分を、洗顔料は汗や皮脂を落とすために出来ていますので、必ずクレンジングと洗顔でW洗顔をして肌を綺麗に保ちましょう。

 

気を付けて頂きたいのが、日焼け止めも洗顔料などで落とす必要があると言う事です。

日焼け止めはもともと、少しの汗や水では落ちない様に作られていますので、お湯のみで洗顔しても綺麗に落ちない事があります。

男性や、メイクをしない女性は、洗顔料やクレンジング料を使わない方が多いですが、日焼け止めもメイクと同様、肌に残ってしまうと様々な肌トラブルを引き起こします。

特に、ウォータープルーフタイプやアウトドア・スポーツ用の効果の高い日焼け止めを使用した日は必ず洗顔料などでしっかりと日焼け止めを落としましょう。

 

ただし、洗顔のし過ぎや間違った洗顔方法は逆に肌を傷めてしまいます。

必ず正しい方法で丁寧に洗顔しましょう。

正しい洗顔方法で綺麗な肌を作ろう!

正しいクレンジング方法と絶対にやってはいけない事!

 

皮脂の過剰分泌を抑える

皮脂が過剰に分泌されると毛穴は黒ずみやすくなるため、皮脂は過不足なく肌に必要なだけ分泌されるように肌の調子を整えましょう。

詳しくは以下のページをご覧ください。

皮脂の過剰分泌はなぜ起こる?過剰分泌を抑えるには

また、女性の場合は生理前後にホルモンバランスが乱れるため、皮脂の量も増えやすくなります。気にしすぎるとストレスから更に肌の調子が悪化するため、生理期間中はなるべく気にせずストレスをためない様にすると良いでしょう。

 

しっかり保湿する

洗顔後はきちんと保湿をし、肌の水分を守りましょう。

保湿をしないと、乾燥肌や皮脂の過剰分泌に繋がり、毛穴に皮脂が詰まりやすくなります。

脂性肌(オイリー肌)の人は、洗顔はきちんとしても保湿をあまりしない人がいますが、その方法は逆効果です。肌表面が乾燥していると、肌を守るために皮脂をたくさん分泌し、結果的にオイリー肌を更に進行させてしまう原因になります。

 

特に、乾燥肌の方や30代以上の方は、肌の水分が足りなくなりがちなので、乳液に加えて保湿クリームを使用すると良いでしょう。

目元や口元など乾燥しやすい箇所には、専用のクリームを使用すると更に効果的です。

 

逆に10代の方は、肌が若いため水分量は20代以上の方と比べて多いです。

加えて成長途上の体の為、ホルモンバランスが乱れ皮脂は過剰に分泌されやすくなっています。

余分な皮脂を取るため洗顔料を使った洗顔を必ず行う事が大事です。10代の方は乾燥肌でない限り、保湿クリームまでは必要ありません。洗顔後は化粧水と乳液(+美容液)だけで十分です。

 

紫外線対策をする

メラニンによる毛穴の黒ずみを予防するには、毎日の紫外線対策が必要です。

紫外線は1年中降り注いでいますので、外出する日は必ず日焼け止めを使う事をオススメします。夏や晴れの日は紫外線量が特に多くなるので、日焼け止めに加えて、日傘や帽子を使うと良いでしょう。

また、浴びてしまった紫外線から肌を守るためには、美白化粧品サプリメントを使い、体の内と外両方からケアをすると更に効果が高まります。

 

また、メラニンは、紫外線だけでなく、摩擦など肌に刺激を与える事でも増えてしまいますので、スキンケアする時は優しく丁寧に行いましょう。

 

産毛・ムダ毛の処理をする

産毛による毛穴の黒ずみを防ぐには、毛をしっかり取り除く必要があります。

ですが、自身で毛抜き・カミソリを使った安易な方法で処理をすると、肌や毛穴が傷つき肌荒れや埋没毛が出来る原因になります。

除毛専用のクリームを使うか、脱毛専門のエステや美容外科で脱毛して貰うようにしましょう。

特にエステや美容外科であれば失敗もないためオススメです。

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