敏感肌になると、基礎化粧品を使うだけでかぶれたりするので、使うものにはとても気を使いますよね?
そもそも何故敏感肌になってしまうのでしょうか?どうしたら改善出来るのでしょうか?
今回はそんな「敏感肌」についてお話します。
敏感肌とは?
敏感肌とは、肌のバリア機能が低下し、外部からの刺激に弱くなっている状態の事です。
健康な肌と比べて、紫外線や摩擦などの外部からのダメージに弱く、様々な肌トラブルを引き起こします。
また、健康な肌であれば全く問題なく使える化粧水などのスキンケア商品でも、かぶれ・ほてり・かゆみ・赤みなどのトラブルが発生する事もあります。
敏感肌の症状
一口に敏感肌と言っても、症状には個人差があります。
以下の症状に一つでも当てはまる方は敏感肌の疑いがあります。
・今まで使っていた化粧水が急に合わなくなった。
・特定の化粧水等でかゆみ・かぶれ・赤みが出る。
・脂性肌(オイリー肌)なのに顔がパサつきやすい。
・アトピー性皮膚炎を患っている。
・化粧品を使うと肌がヒリヒリする事がある。
・乾燥肌だがニキビが出来やすい。
敏感肌の原因
では、何故敏感肌になってしまうのでしょうか?
ここでは代表的な原因をいくつかご紹介します。
アレルギー
敏感肌の原因の一つにアレルギーがあります。
花粉やハウスダスト、食べ物など色々なアレルギーがありますが、アレルギーによって敏感肌の症状が出る場合があります。
世の中には様々なアレルギーがあるため、自分がアレルギーだとは知らずにアレルゲンである食べ物やアレルゲンが含まれる化粧品を使用している場合もあります。
アレルギーの場合、顔だけでなく体にも症状が出ますので、特定の化粧品でかぶれなどの症状が出る場合は、体でパッチテストをして体にもかぶれなどの症状が出るか試してみてください。
偏った食生活やストレス・睡眠不足
偏った食生活等により、肌に充分な栄養が行き渡らなくなると、新陳代謝(ターンオーバー)が乱れ、肌のバリア機能が低下します。
特に、肌の新陳代謝を促進するビタミンAやビタミンB、肌を健康な状態に保つ働きをするビタミンCは積極的に摂取しましょう。
また、ストレスや睡眠不足などにより自律神経が乱れる事でも新陳代謝は乱れます。
肌のバリア機能が低下すると、外部の刺激に弱くなるため敏感肌となってしまいます。
スキンケア方法が間違っている
間違ったスキンケアを続けていると、肌のバリア機能が失われ、肌が刺激に弱くなり、敏感肌の症状が出ます。
以下は、肌にダメージを与え敏感肌の原因となる間違ったスキンケア方法です。
・オイルクレンジングやふき取りシートタイプのクレンジングを毎日使用している。
・洗浄力の強い洗顔料でゴシゴシと洗顔する。
・冷水や熱いお湯でクレンジングや洗顔をする。
・入浴中にクレンジングと洗顔を行い、お風呂から上がってから化粧水をつける。
・洗顔後、タオルで擦る様に顔を拭く。
・顔のマッサージをする時に力が入り過ぎている。
・洗顔やクレンジングをしながらマッサージをしている。
・毎日必ず顔のマッサージをしている。
・コットンに化粧水をつけ、顔を擦る様にコットンを顔の上で滑らせている。
・1回のパックを長時間している。
・脂性肌(オイリー肌)なので乳液は使用しない。
・乾燥肌なので化粧水を一日に何度も重ね付けする。
・目元口元は乾燥しやすいので、保湿成分がしっかり浸透する様に指の先を使って強い力でスキンケア用品を付ける。
・夏でも紫外線対策をしない。
・メイクをせず日焼け止めだけで過ごした日はクレンジングはしない。
改善策
では、敏感肌を改善するにはどうしたら良いでしょうか?
ここでは、敏感肌を予防・改善する方法をご紹介します。
クレンジングや洗顔料は刺激が少ないものを使う
クレンジングは、基本的には洗浄力が強い程肌へのダメージも大きくなります。
ナチュラルメイクを落とすのであれば、洗浄力の弱いクレンジングでも十分です。
メイク自体も肌を傷め、敏感肌にする原因になるので、肌が弱い人は、ナチュラルメイクをして刺激の少ないクレンジングを使いましょう。
正しい方法でクレンジング・洗顔をする
今行っている洗顔方法は本当に正しいのか、肌に優しいのか知っていますか?
間違った方法で洗顔すると、肌は痛み、敏感肌になるのはもちろん、シミ・シワ・くすみなども出来てしまう事があります。
肌トラブルに悩まされている方は今すぐ洗顔方法を見直してみましょう。
規則正しい生活を送る
不規則な生活・不摂生は美肌の大敵です。
正しい食事と睡眠をしっかりと取り、なるべくストレスを感じないような生活を心がけましょう。
忙しく、食事が偏りがちな方は、サプリメントなどで栄養補給するのもオススメです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
敏感肌の原因は、アトピーを患っている等もともと肌が弱い場合と、食生活やスキンケアが原因の場合の2パターンがあります。
後者の場合は、十分に改善が出来ますので敏感肌で悩んでいる方は、是非一度日々の生活やスキンケアを見直してみてください。
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